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回復期リハビリテーション病棟
病棟の特長
回復期リハビリテーション病棟とは、急性疾患発症後、急性期治療を終えて病状が安定しても、残存機能障害のために在宅生活に支障のある方を対象とし、リハビリに専念いただき、より安定した状態での家庭復帰、社会復帰を果たしていただく事を目的とした病棟です。
安全な在宅復帰を目指して医師、看護師、リハスタッフ、ソーシャルワーカーが密に連携をとり、病棟全体を1つのチームとして、1人1人の患者様に関わっています。当病棟から約90%の患者様が在宅復帰され、その後必要に応じて外来や訪問リハ、通所リハでの支援を行っています。
1日の患者様のスケジュール(リハビリ、入浴、看護リハ、検査等)をホワイトボードに記し、患者様・家族・スタッフが確認できるようにしています。
カンファレンスでは各患者様に対してリハビリ目標や課題、家屋状況について検討し報告性を話し合います。
リハスタッフだけでなくゴールへ向けて看護師によるリハビリも行っています。また、離床を促進し活動性を向上させるため、季節に応じたレクリエーションを看護補助者中心に看護師、リハスタッフ、ソーシャルワーカーで行っています。
回復期リハビリテーション病棟への転院の流れ
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01.患者サポートセンター
相談課にお電話ください。TEL:044-266-2119FAX:044-266-1977発症日・経過・状況などについて簡単にお聞きいたします。
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02.ご相談後、診療情報提供書・処方内容・検査データ・ADL表をFAXにてお送りください。
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03.送られてきた情報をもとに、相談させて頂きます。
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04.今後の流れをご連絡します。
相談した結果と転院日までの流れについては、回復期リハビリテーション担当のソーシャルワーカーよりご連絡いたします。
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05.転院日が決定しましたら、お電話にてご連絡いたします。
転院日当日にご持参頂く書類
- 診療情報提供書(原本):合併症歴(必要なら治療経過)、処方内容、手術輸血歴、薬物・食物アレルギー歴
- 地域連携クリニカルパス:対象の方のみ
- 血液検査所見:一般検査(なるべく経過が分かるもの)、血液型・感染症情報(要コピー)
- 心電図検査所見:直近のコピー
- 画像検査所見:胸部X線・頭部CT/MRI(なるべく経過が分かるもの)
- 看護サマリー
- リハビリサマリー
- 退院証明書
- 内服薬:残薬(一包化)※最低1日分
- その他:装着物があればその内容・経過
その他、ご入院の際に必要なものはこちらをご覧ください。
入院の対象となる疾患
入院対象の疾患
- 脳血管疾患、脊髄損傷などの発症または手術後義肢装着訓練を要する状態
- 大腿骨、骨盤脊椎、股関節、膝関節の骨折または手術後二肢以上の多発骨折または手術後
- 外科手術または肺炎などの治療時に安静にしていて生じた廃用症候群があり、手術後または発症後
- 大腿骨、骨盤、脊髄、股関節、膝関節の神経、筋、靭帯損傷後
入院上限日数
上記の対象疾患のうち、それぞれの入院上限日数は以下の通りです。
- 150日
- 90日
- 90日
- 60日
当院の入院の対象となる患者様
当院は主に川崎市内在住の方を対象としておりますが、限定ではありませんので、お気軽にご相談ください。入棟期限に余裕の無い方は、ベッド状況によっては、お受けできない場合があります。
ご入院について
その他、ご入院についてご不明な点がありましたら、こちらをご覧ください。
回復期実績(2022年度)
申込状況(2022年度)
疾患 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
脳血管 |
9
|
15
|
12
|
15
|
15
|
15
|
14
|
19
|
14
|
20
|
16
|
13
|
運動器 |
10
|
8
|
6
|
10
|
14
|
14
|
13
|
8
|
12
|
12
|
14
|
15
|
廃用症候群 |
0
|
2
|
1
|
2
|
3
|
1
|
1
|
2
|
0
|
3
|
1
|
0
|
合計 |
19
|
25
|
19
|
27
|
32
|
30
|
28
|
29
|
26
|
35
|
31
|
28
|
主な紹介元病院名 | |
---|---|
川崎幸病院 | 川崎市立川崎病院 |
日本鋼管病院 | 関東労災病院 |
日本医科大学武蔵小杉病院 | 東邦大学医療センター大森病院 |
済生会横浜市東部病院 | 太田総合病院 |
横浜新都市脳神経外科病院 | 総合新川橋病院 |
東京蒲田医療センター | 聖マリアンナ医科大学東横病院 |
帝京大学医学部附属溝口病院 | 川崎中央クリニック |
県外の病院からの受入れもあり、2022年度は東京の病院から29人(上表の病院も含む)、その他の県からは4人の申し込みがありました。